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「スターウォーズフォースの覚醒」を見る前に


公開まで残り19日と迫ってきたスターウォーズ フォースの覚醒(以下SW)。

前売り券が販売された頃には一般的な盛り上がりはなかったように感じましたが、今ではSWに興味がない人でも街を歩けばどこかでSW関連のモノが目に入ってくるくらい世間でもお祭りムードになって来たんではないでしょうか。

もちろん自分も12月18日の初回上映分をおさえてあります(難波とか梅田で見たら、よりお祭り感があるのでしょうが初回は大人しく地元でw)。

そこで今回はそれを見るにあたって、シリーズをおさらい!!!

・・・・はしません(笑)

魅力を語っていたら日が暮れるどころか日が明けます(笑)

興味がある人はDVD借りるなりして見て、ネットで如何にSWが凄いのか検索してみてください。

なのでこの記事では「映画業界において10年に一度のお祭り騒ぎと言っても過言ではない今作を見るのに、どこの劇場で見るのが一番良いのか!?!in Osaka」を書いていきたいと思います!!映画館なんてどこでも一緒だなんて思ってませんか!!?

です!!!!10年に一度のお祭りなので今回は映画館にもこだわってみましょう!!

「スターウォーズ フォースの覚醒」の仕様

 まず映画館を探す前に今作がどのような仕様で撮られているかから見ていきましょう。

答えを知るにはまず式を立てないとね(笑)

撮影器具 

監督のJJエイブラムスは「IMAXカメラ(超高解像度でエッジ立ちまくりのド美麗映像)による撮影は1シーンだけ」と言っているのでIMAX撮影でのシーンは多くても長くても15分くらいだと思います(それよりも多くの時間をIMAXカメラで撮影したダークナイトやインターステラーのようなモノを期待していると肩透かしを食らうかもしれません)。

そして残りの部分は35mmカメラ(4K画質)で撮っているので、今作は「フィルムIMAXカメラ+35mmカメラ」による2D撮影作品ということになります。

「・・・あれ?これ、3Dもあるよね?」って思った人!! あなたは正しいです。

3Dや4Dも展開する予定のSWですが、前述の通り2D撮影作品なので、今回の3D効果に関してはポストプロダクションによる後付処理ということです。ご存じの通り、3D眼鏡越しに見る作品は質感や色合いが2Dに比べて若干変化します(個人的には色褪せる感じがする)。監督が許可したにせよ、本来監督が意図した映像がこの3Dの質感・色合いでないことは最早明確。

よってスターウォーズフォースの覚醒を見るにあたって最良の上映環境とはデジタル上映ではなくフィルム上映である「15/70mmフィルム(4K)による2D上映」ということになります。

ただ、今の日本には15/70mmフィルムを上映できる映画館は存在しないので、この最上の条件による鑑賞をしたいというならば、今回特別に選ばれた世界に20か所しかない映画館に足を運んでください(笑)台湾で見られるかと話題になっていましたがそれがなくなったので、一番近いのだとシドニーだと思います(笑)

音響 

今作はDOLBY ATOMOSとIMAX12.1chに対応しています。

これらが設置されている映画館は少ないですが、一度体験してみれば違いは明白です。一般的な映画館の音響が「耳で聞く音」だとするなら、これらの音響設備は「全身で聞く音」。音が地鳴りのように震え、それを体でビリビリと聞いているような感覚になります。なので必然的にこの二つのどちらかが設置されている映画館が好ましいです。

スクリーンサイズ(アスペクト比/画角)の問題  

 仕様に関しては以上ですが、映画を見る上で大事なことが一つあります。

それはスクリーンのサイズです

 皆さんが普通に映画館で見ている映画の中には、上下がカットされている作品があるのはご存知ですか?アスペクト比(画角)と呼ばれるものの問題です。

↑の写真の黒枠は一般的な映画館のスクリーンの大きさ。

赤枠は場所にもよりますがIMAXシアターでのスクリーンの大きさ。

そしてこの写真そのものの大きさが今回大阪のエキスポシティに出来た日本最大級のスクリーンの大きさです。

 IMAXカメラで撮った画像は最大級大きく出せるポテンシャルがあるにも関わらずスクリーンの大きさの関係上(映写機の問題もあるがここでは触れない)で上下がカットされてしまいます。

 おかしくないように微調整はされますが、普通の映画館で見るのがいかに損か一目瞭然ですよね。

じゃぁどこで完全版が見れるの!?と当然の疑問も出てきます。

今日本にこのオリジナルサイズが出せる映画館は2つしかなく、それは大阪エキスポシティの109シネマズと千葉のHUMAX成田のIMAXシアターだけです。しかしエキスポシティは4K映像をそのまま流せる次世代型IMAX映写機を備えているのに比べ、成田のは旧IMAX映写機による2K(疑似4K)映写機です・・・・まぁ、これもどっちがいいか一目瞭然ですよね(笑)

※スクリーンのサイズ比べ。一番内側の赤い枠でも一般の映画館より大きいとされる従来のIMAXスクリーン

・・・・ではではお待たせしました!!(笑)どこの映画館でSWを見るのが良いのか、見ていきましょう。

SWを見るのに最良の映画館  

ここまで読んだ人なら1位はもうお分かりでしょう。

1位:大阪エキスポシティ109シアター

 大阪で一番どころか2015年11月29日現在、日本で一番の映画設備が揃っている映画館です。

他にこれと同程度の設備を有する映画館は今の日本には存在しません(2017年池袋にできる予定ではある)。

 日本最大のスクリーンと、今のところ日本のどこにもない次世代型映写機IMAX次世代レーザー、そして12.1chの音響を有しています。文句なしです。

しかし一つ残念なことが・・・。この絶好の環境を有しながら、この設備が使えるシアター11における公開形態が3D上映しかないということです。前述のように2Dによる鑑賞がベストなのに3D上映しかないなんて・・・・残念です。

・・・・・・・・が!!!それを差し引いてもぶっちぎりの1位です。

2位:ユナイテッドシネマ岸和田、109シネマズ箕面

                             ※画像は岸和田

 エキスポシティができるまで、大阪のIMAX市場を引っ張ってきてくれた岸和田と箕面のIMAX劇場。

エキスポシティが出来てしまうと設備的な面での不足は否めませんが、それでも一般の映画館よりは段違いの映画設備です。目の前一杯の大型スクリーンに、体が震えるほどの音響、と普通の映画館でしか見たことない人なら破格の映画体験ができるでしょう。どちらの映画館もIMAX3Dの公開は公表しているものの2D公開はアナウンスしていません。アナウンスしてないだけなので、もしかすると理想のIMAX2D上映が見れるかもしれません。

3位:TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズくずはモール

ここからはIMAX上映ではありません。しかしこの二ヵ所は大阪の他の一般映画館には設置されていない前述の「DOLBY ATOMOS」と「TCX(一般的なスクリーンより120%大きいスクリーン)」があります。

 IMAXの設備にはどうしても負けてしまいますが、1800円で最高のパフォーマンスを求めるなら、この2ヵ所になるかと思います。なので1位と2位の映画館が遠くて行けない、又はIMAXの値段が高いという人はここで楽しむのもありかもしれません。

番外編: TOHOシネマズなんば、エキスポシティ109シアター

この2ヵ所はこの冬からSWの公開に合わせてMX4Dが導入されます。いわゆる4Dというやつで、見ている映画の場面に合わせて席が揺れたり、香りや水しぶき、風などが出てきて、他にもいろいろギミックがあるという云わば体験型映画鑑賞ができる設備のことです。

 特別綺麗な映像や良い音響というわけではありませんし、人によっては好みの別れる鑑賞形態なので、番外編にしておきます。

締め 

っというわけで上記の映画館以外での鑑賞は設備的にも大差ないように思います。

しかし今の世間での盛り上がりや力の入れようを見てもわかるように、これほどのお祭り騒ぎは本当に10年に一度と言っても過言ではありません。次作のエピソード8が公開される時もお祭りでしょうが、これほどのモノではないでしょう。15年以上の沈黙を破って再始動し出すSWシリーズ最後の3部作の1作目公開の今だからこそのお祭り騒ぎ。将来、このお祭りに乗ったことがどこかで語り草にもできるようなお祭りなので、普通に見るのではなく、ちょっと特別な映画館で見るのも大いにアリなんじゃないでしょうか。

大阪府民ならエキスポシティを使わない手はないですよ!

↓16年前、エピソード1公開初日のアメリカの映画館を再現した一幕。今回の新作はまさにこの時のお祭り騒ぎに匹敵するのだ!!!(笑)


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