Final Fantasy XV 発売日決定
今日はこれをBGMにどうぞ。スマホの人はごめんなさい、流しながらの閲覧はできないです(笑)
ファイナルファンタジーXV・・
発売日が発表になりましたね。
2016年9月30日!
・・・・ほんっとねぇ、文字通り10年待ったわけですよこれ!!
FFXVが発表されたのが約10年前。2006年。
高3の時にこれが出るって情報が出て、当時はFFヴェルサスXIIIって名前でした。
・・・高3ですよ!!高3の時に発表されたのが、今、アラサーになってやっと発売されるって、ここまで待たせたソフトってのもなかなか前代未聞です(笑)
もともとPS3で出すとかFFXIIIのスピンオフ(メディアミックス的な)になるだとか言ってたのが、FFXVとして新規ナンバリングタイトルになることになって、PS4で出ることになって・・と二転三転してようやくゴールが見えました。
出る出る詐欺やら、発売してないのに10周年だとか馬鹿にもされてきましたが(笑)
自分は10年前、このゲームの初期トレーラーが公開された時、「このゲームで遊べたら自分のゲーム人生に悔いはない」と思いました。いや、ほんとにマジのリアルガチで(笑)
それくらいのポテンシャルを秘めていたんです。当時のそれがこれ↓
この映像のままのクオリティーで遊べるって謳ってたんだからやっぱり当時としては画期的なレベルでした。
当時、超美麗グラフィックやオープンマップまではいかなくても広いマップっていうのはスクエニの専売特許でしたし、名実ともにスクウェアエニックスは世界最高峰のゲーム会社でした。
でも今や、GTAに代表されるオープンワールドは一般的でゲームの基本になりましたし、実写と見まがうほどのグラフィックはもうどこのゲーム会社もやっています。
じゃぁその間、スクエニは何をやっていたかと言えば・・・・ぶっちゃけ迷走していたと思います。
2001年に発売されたFFXをピークに、それ以降のゲームには目新しい物はほとんどなく、過去の栄光からの焼き増しのような作品ばかり(何作か例外はある)。
スクエニは海外からどんどん押し寄せてくる刺激的で革新的なゲームにすっかり飲み込まれてしまったような感じでした。その間にFFの生みの親、坂口博信が会社を退社したことやエニックスと合併したことも大きかったと思います。
とにかく一時代を築いた「ファイナルファンタジー」というIPが危機的なレベルまで落ちていました。
過去の栄光にあぐらをかいていたようにも見えました。
某漫画に出てくるような、「落ちた強豪、飛べないカラス」状態ですね。
そんなこんなでスクエニが迷走している間にゲームの最先端市場は日本から北米に移り、日本のゲーム市場は以前のように「日本での需要を満足させればやっていける」というガラパゴス状態が通用しなくなりました。UBIsoftやRockstar games、Naughty dogなどのAAA作品を作れる海外の会社の台頭です。ここ数年ゲーム業界を賑わしているのはこれらの会社です。
↓Naugty dog制作で数々の賞を受賞したLast of Us
・・・日本は完全に市場を海外に奪われた形になりました。
日本としては絶対絶命!背水の陣!!四面楚歌!!!
・・・四面楚歌ではないか(笑)
とにかく、スクエニ1社の問題どころか日本のゲーム制作事情大丈夫か!?もうJRPGは過去のものだろう・・・・と世界的にも「日本制ゲーム=昔は面白かった」と思われるところまで日本のゲーム市場っていうのは地に落ちたのが現状です。
・・・・そして、そこで起死回生の一本として出てくるのが本作です。
スクエニは本作に全てを賭けていると言っても過言ではないでしょう。
過去の制作スタイルは全て取っ払い、意見が出やすいように制作に携わる全スタッフを一度平社員に戻しもしたらしいです(笑)ここまでの制作過程がyoutubeやHPに結構公開されていますがそれを見ても、熱の入りようは半端じゃなかったです。
さらに言うならメタルギアソリッドの小島プロダクションがなくなった今、日本で世界に挑戦できるAAA作品を作れる会社はスクエニしか残っていません。小島P退社事件で今やコナミの評判は地に落ち、ハドソンやカプコン、コエテクも尖った面白い作品は作っていますが世界に打って出るには技術不足です。任天堂はちょっと特殊なので別枠ですが(笑)
とにかく「FFXV」は日本が取って代わられた世界のトップゲーム企業に突き付ける下剋上であり、最終兵器であり、新生MADE IN JAPANのAAA超大作なのです。
これが売れなかったら日本のゲーム市場はアプリゲームだけの小さい物だけを作って行くことになり、衰退していくとまで言われています。
っとまぁこんな所でFFXVがどれだけのモノを背負っている作品かはだいたいわかってもらえたんじゃないかと思います(笑)
そして背景だけじゃなく、肝心のソフトでもこれまで以上に期待されている理由はこれ↓
1、原案はキングダムハーツシリーズの生みの親であり、FF7のキャラデザも務めた野村哲也。
2、シナリオは言わずと知れた名作7と10、そしてキングダムハーツのシナリオを手掛けた野村一成。
3、タイトルロゴはもちろん天野喜孝。
4、音楽はレジェンド植松伸夫ではないものの、トレーラーを見てる限り神曲ばっかり下村陽子。
5、バトルシステムは、数々の賞を受賞した名作キングダムハーツ2を手掛けた関西スタジオ
6、そしてそれらを束ねるプロデューサーは、過去のスクエニ・FFに染まっておらず、今のFFがどこへ向かうべきか一番理解している田畑端。
今のスクエニにおいて、良い意味で新旧入り乱れた最強の布陣です。
今回のFFXVは過去のモノに比べると相当責めた内容になっていますし、制作陣が掲げる「FFを挑戦者に戻す」という指標が全てを物語っています。
まぁ自分としては「王位継承」とか「親子の絆」とか「リアルで重厚なストーリー」「アクションもの」が大好物なので今回のFFXVはただでさえドストライクなんです(笑)
記事を書いてる理由もそこです(笑)
キャラの造形からホストゲーなんかも言われていますが、まぁもともとFFってそんな部分ありますし、そんなのも気にならないほどのモノが詰め込まれているでしょう。
とにかく、本当に心から望んでいたゲームが発売になります!
PS4との同梱版のアナウンスが無かったのが惜しいですが、10年待ったモノが遂に!!
では最後に最新トレーラーを添付して終わりにします!
・・・・遂にPS4を買う時が来た(笑)
初期トレーラーからの進化も比べて見てみてください。